荒川区 医療連携会議(センターの解説)

平成27年12月9日(水)14:00~16:00
会場:荒川区役所
参加者:140名

平成27年度第2回医療連携会議が開催され、荒川区内の医療、薬局、福祉・介護施設、訪問看護ステーション、地域包括支援センター、区職員などが集まりました。

本会当日は高齢者福祉課長のご挨拶の後、あつみ薬局管理者・薬剤師の田中先生が講師として「高齢者支援のためにー薬剤師からみた服薬の課題―」をテーマにご講演されました。服薬管理が難しい方への対応、薬剤師の訪問活動などの解説や「高齢者の服薬」「薬剤師との連携」を議題にグループディスカッションも行いました。田中先生のご講演やグループの意見交換を通じて、今後、地域医療連携の中で薬剤師さんと連携する機会が増えていくことを実感しました。

本会の後半では、当センター精神保健福祉士の近藤より「地域連携型認知症疾患医療センターの機能と役割について」をテーマに解説しました。本会終了後、参加者より「ケアマネの立場から医師の治療方針をクライエント、そのご家族へどう解説すべきか」「研修会を開催する際に講師派遣を依頼したい」「パンフレットを事業所窓口で配布したい」など、多くのお声がけをいただきました。

専門職それぞれの法人の区分や職種などの垣根を超えて、「認知症チームあらかわ」として認知症のご本人、そのご家族へのサポートが途切れることがないように、地域連携を深めて行きたいと思います。