ダンボの会フォローアップ講座(学習会)

ダンボの会フォローアップ講座

平成29年7月20日(木) 14:30~16:00
場所:日本総合医療専門学校
参加者:ダンボの会会員、荒川社会福祉協議会 約70名

講義テーマ
「認知症にならないための暮らし方」

講師:あべクリニック認知症疾患医療センター 副センター長/ソーシャルワーカー 近藤康寛

講義内容
1.昔×現在×未来の認知症を感じる
2.認知症の基礎を学ぶ
3.認知症にならないための暮らし

傾聴ボランティアグループダンボの会主催によるフォローアップ講座(学習会)が開催され、当センターの相談員が講師を務めました。

今までの研修会や講演では、認知症ケアや医療、制度に関することなど「認知症になってからどうするべきか」という視点でのお話をする機会が殆どでした。今回は認知症になる前の「予防の視点」を中心にお話をさせていただきました。参加者の皆さんがどんな反応をされるのか楽しみに講義に臨みましたが、当日は、「へぇーっ」「わっはっは」「ふっー」という、驚き、笑い、安心の反応が会場全体に響き、とても講義しやすい雰囲気を作ってくださいました。さすが傾聴ボランティアさんだと改めて関心しました。

世界における認知症の研究は日々進んでいます。認知症のメカニズムが徐々にわかってきていますが、わからないことがまだまだあるのも認知症の実情であることをお伝えしました。そういった状況の中で、現時点でわかっている「正しい認知症の予防」を生活の中に取り入れ、前向きに暮らそうとする姿勢そのものが、一番よい認知症予防だと思います。