令和3年度 認知症介護教室 「認知症について正しい知識を持ち、 行動・心理症状の対応方法について学ぶ」〜 本人も家族も、笑顔で幸せに過ごすために~

令和3年度 認知症介護教室 「認知症について正しい知識を持ち、 行動・心理症状の対応方法について学ぶ」 本人も家族も、笑顔で幸せに過ごすために~

令和3年度 認知症介護教室
「認知症について正しい知識を持ち、 行動・心理症状の対応方法について学ぶ」
〜 本人も家族も、笑顔で幸せに過ごすために~

 
開催日時:令和3年12月16日 13時~15時
場所:夕やけこやけふれあい館
主催:日暮里地区 東・西日暮里地域包括支援センター
登壇者:講師 あべクリニック東京都認知症疾患医療センター 
副センター長 精神保健福祉士/公認心理師/社会福祉士 近藤 康寛 氏

荒川区の認知症介護教室に参加された、一般区民、専門職の方にむけて「認知症のBPSD(行動・心理症状)」をテーマに講義をさせていただきました。今回は、荒川区に2名しかいない東京都認知症介護指導者の両氏と登壇させていただきました。私からは精神科医療機関の視点で認知症の基礎知識を解説しました。さらに精神科クリニックの職員がどのように認知症のBPSD(行動・心理症状)を捉えて対応しているのか、具体的な対応方法など紹介させていただきました。

講義終了後の質疑応答の時間では、参加者から「同居家族がやりっぱなしにしてしまう。家族としてどこまでフォローすればいいのか?」との質問をいただきました。アドバイスとして、出来ること、できないことを把握して、できることに対する感謝の視点を取り入れることをお伝えいたしました。

<参加者アンケート結果 自由記入(一部抜粋)>
・認知症の正しい知識から実践的なお話まで、わかりやすく、かつ認知症の方の介護について一石を投じる素晴らしい内容・構成でした。当事者の声に耳を傾ける・視点を変えて考える介護に正解はないけれど、考え続ける・beingのお話等…。講師の皆さんの力強い言葉や熱量に、何度もハッとさせられました。
・今日参加して良かったです。認知症が身近になり、自分にもありえる事だなと思いました。
・BPSDを知って良かったです。
・出来る事に着目して、本人の言葉をきいて、一緒に暮らしていこうと思います。
・独特の症状が出るのは3つの各要因×認知機能障害であるから、個人差があって、正解は多様であるとわかった。
・認知症の基礎知識、対応方法が実感しやすく紹介されていて大変貴重なお話をいただき、ありがとうございました。
・認知症の基本を聞くことができ参考になりました。
・何度も勉強してきましたが、また改めて確認や、思い出したことなどあり、大変良かった。